疾走後の今
ただの散文を。
少しの時間の間を縫って。
文字の通り、あまりにも走りすぎた。
それが10月であり、その手前の9月であり。
また今も。
明日、祝日。
少しだけ休む。
どのくらいぶりだろうか?
丸っと1日の休み。
たしか1ヶ月とかそのくらいは全く休憩も取らない毎日が続いた。
途中どうしても体がもたずに数時間だけ早く仕事を切り上げたことがあったかな。
書き物も止めた。
ブログ。
書きたいことが尽きずにあるのに、それを吐き出す時間すらなく喉の奥にそれらがずっと詰まっているような感覚。肌の感覚。その代りに寝起きには定期的に読書をするようになった。正確には戻しただけ。
取り込むことで心の鋭敏さを取り戻したいという希望的願望のようなものだろうか。
熱の下がらない夏風邪のような。
暖まることのない旧車のエンジンのような。
微熱が続く日々。
沢山の喜びと僅かな心の歪みが抜けていかない。
人が死ぬ。
消える。
本の中で。
テレビの中で。
唄の中で。
儚いものを追いかけて、旅を続ける。
居場所を探して。
僕の旅。